ピンクのラベルから「ピン壺」という相性でも親しまれている、「本醸造 金壺」
金壺ブランドで一番の出荷量を誇っており、「金壺といえばこれ!」と言える人気商品となっています。
やや甘口で、キレの良いお酒です。
江戸時代から引き継がれている、甘口の「本醸造 金壺」には、どのようなおつまみが合うのでしょうか?
●本醸造の日本酒に合うおつまみ
本醸造の日本酒は、香りが控えめでクセも少なく、すっきりと飲みやすいのが特徴です。万人受けしやすい日本酒と言えるでしょう。
よって、広範囲の料理と相性がよく、あっさりとした軽めの料理から、濃厚なこってりとした料理まで幅広く合わせることができます。
・よく合う料理の例
冷奴、湯豆腐、茶碗蒸し、ホタテのカルパッチョ、生しらすのポン酢、鮎の塩焼き、漬物、かまぼこ、酢の物など
●甘口の日本酒に合うおつまみ
一般的に本醸造酒は香りが控えめなので、様々な料理に合わせやすくなっています。
では、「本醸造 金壺」のような、甘口の日本酒には、特にどのような料理がおつまみとして相性がいいのでしょうか?
基本的には、日本酒と料理の味を合わせるのがバランスが良いと言われています。
例えば、薄味の料理には淡麗な日本酒を、塩辛い料理には辛口の日本酒を、といった感じです。
そうなると、甘口の日本酒には、甘い味付けのおつまみが相性が良いということになります。
砂糖、みりんなどを使った甘い味付けのおつまみを合わせることによって、相乗効果で日本酒がさらに美味しく感じるのです。
例えば、魚の煮付け、豚の角煮、焼き鳥(タレ)などが、甘口の日本酒と相性がいいと言えます。
●避けた方が良い組み合わせ
一般的にですが、風味が反発してしまう料理は相性が悪いと言われています。例えば、淡麗な日本酒にこってりな料理をあてたり、フルーティーな日本酒に、生臭い魚介類をあてるなどです。
そう考えると、甘口の日本酒であれば、酸味や苦味のある料理は風味が反発してしまうので、相性が悪いかもしれません。
また、甘めの料理が相性がいいとはいっても、甘すぎる味付けも風味のバランスが崩れますので避けた方が良いでしょう。
●意外に日本酒と合うおつまみ
豆腐や塩辛といった定番のおつまみもありますが、意外に日本酒と合うものに「チーズ」があります。
チーズといえばワインのイメージが強いですが、日本酒との相性も良いです。
特にクセの少ないクリームチーズが合わせやすく、そのままでもいいですし、酒盗がけやわさび和えといったアレンジを加えると、より日本酒と合います。
●いろいろなおつまみを試してみましょう!
「本醸造酒」「甘口」の日本酒には、どういったおつまみを合わせればいいのかを紹介してきました。
しかし、基本的に日本酒はどの料理にも合わせやすいのが特徴です。加えて、個人の好みもありますので、参考程度に考えていただければと思います。
いろいろとおつまみを試してみて、自分にあった日本酒のアテを見つけるのも、楽しみの一つになりますよね。